しばらく大変そうな姫のためにまたそれから乾杯をして飲んだ。

明日からまた仕事だが、美紗子には関係ない。

美『わたしたちさ、まだ1ヶ月ちょっとの付き合いって信じられる?』

姫『ありえねー。まじ仲良すぎじゃね?』

美『しかも姫わたしの2こ下って考えられなーい!!』

姫『美紗子しっかりしてなさすぎて年上と思えねー・・』

この日は笑いながら夜中まで飲んだ。

そして月曜日、美紗子の出社と同じ時間に姫も大学へ出た。

荷物は置いたまま。

姫『連絡する。荷物まだ置いてていい?』

と聞かれたので

美『うん。大丈夫よ!頑張れ!なんかあればすぐお互い連絡だよー!!』

そう言って姫をラッシュ時間で人の多い駅まで送って美紗子は出社した。

出社するとまたいつもの1週間が始まると思った。

”姫がいなくなると思うと退屈だなー。”

と思って仕事した。