姫とはそんなに話してないがギャルが苦手な美紗子でも姫は別のような気がした。

確かに外見は話しかけにくい感じもあるが話すととても似たところがあった。

直感で、姫とは仲良くなれると感じていた。

3時前にPARCOについた美紗子はすでに姫がいることに気がついた。

”早っ!まだ3時前なのに・・”

そう思いながら小走りで姫のところへ行った。

美『ごめん、お待たせ!』

そう言うと姫はタバコを消しながら

姫『いいよ、今わたしも来たから。行こっか。』

そう笑顔で言った。

相変わらずギャル服で赤のミニワンピにもっこりした金髪の髪型で白のトレンチを着ていた。

カラオケに着き、部屋に入るとすぐに店員に

姫『生を2』

と言った。

お昼から美紗子は飲む気はなかったがもう店員に伝えていたので飲むことにした。

カラオケでは3時間歌ってビールを2人で10杯も飲んだ。

2人ともちょっといい気持ちになっていた。

会計の時に姫は

姫『わたしここの無料券あるから金いらねーから。』

と言った。

絶対全部無料にならないとおもったが姫が無料と言い張るので言うとおりにして御礼を言った。

店を出ると

姫『飲み行く?』

と聞いてきたので

美『行こっか!』

と言って飲みに行くことにした。