美紗子も竜次のそばによって涙を流し続けた。
そして・・毅にも会いたい!!
そう思い1人部屋を出て近くにいた看護士に
美『山中毅さんの遺体は・・』
遺体なんて言葉は、絶対に言いたくなかったがそう言わないと生きてると思われて探すのに時間がかかりそうな気がしたからこの言葉を使った。
すると看護士は
『今、遺族の方と一緒におられます。』
と言って部屋に案内してくれた。
竜次の部屋と同じ階の部屋だった。
霊安室とは違う部屋。
そこに入ると毅の両親が来ていた。
両親が振り返り美紗子を見て
『毅のお友だち?』
と聞いてきたのではい。と答え毅の方に進んだ。
毅の頬や手には切り傷があり、事故がすごくひどかったんだということがわかった。
だが寝ているようにしか見えない毅に美紗子は頬の傷を触りながら語りかけた。
美『毅くん、やめてよ。いなくなるなって言ったの毅くんじゃん!!なんで毅くんが・・約束破っちゃうの?わたし・・あんなに毅くんに助けてもらってたのにまだ何にも返せてないよ!!お願いだから・・起きて・・また笑って・・・』
そう言いながら毅の体を揺さぶる美紗子を毅の母親が優しく抱きしめた。
美紗子は毅に抱きしめられてるような感覚になり
美『毅くん、帰ろうよ・・お願いだから嘘だよって起きてきて。怒らないから。まだ行きたいこともやりたいことも・・』
そう言って涙で言葉が詰まった。
『ありがとう。』
毅の母親が後ろから泣きながら言うのが美紗子に聞こえた。
そして・・毅にも会いたい!!
そう思い1人部屋を出て近くにいた看護士に
美『山中毅さんの遺体は・・』
遺体なんて言葉は、絶対に言いたくなかったがそう言わないと生きてると思われて探すのに時間がかかりそうな気がしたからこの言葉を使った。
すると看護士は
『今、遺族の方と一緒におられます。』
と言って部屋に案内してくれた。
竜次の部屋と同じ階の部屋だった。
霊安室とは違う部屋。
そこに入ると毅の両親が来ていた。
両親が振り返り美紗子を見て
『毅のお友だち?』
と聞いてきたのではい。と答え毅の方に進んだ。
毅の頬や手には切り傷があり、事故がすごくひどかったんだということがわかった。
だが寝ているようにしか見えない毅に美紗子は頬の傷を触りながら語りかけた。
美『毅くん、やめてよ。いなくなるなって言ったの毅くんじゃん!!なんで毅くんが・・約束破っちゃうの?わたし・・あんなに毅くんに助けてもらってたのにまだ何にも返せてないよ!!お願いだから・・起きて・・また笑って・・・』
そう言いながら毅の体を揺さぶる美紗子を毅の母親が優しく抱きしめた。
美紗子は毅に抱きしめられてるような感覚になり
美『毅くん、帰ろうよ・・お願いだから嘘だよって起きてきて。怒らないから。まだ行きたいこともやりたいことも・・』
そう言って涙で言葉が詰まった。
『ありがとう。』
毅の母親が後ろから泣きながら言うのが美紗子に聞こえた。