美紗子がその後、もっくんに電話をしたがもっくんは電話に出なかった。

2人はどんどん不安になった。

そしてさっきのタクシーの後ろで聞こえた大きな音を思い出し

美『姫、さっきの大きな音・・まさか・・』

そう言うと姫も

姫『わたしも思ってた・・おかしいよね・・』

そう言って2人は家を飛び出し、タクシーを拾ってさっきの現場に向かった。

毅の家からさっきの現場あたりまで10分程度。

2人は彼らじゃありませんようにとずっと祈っていた。

2人を乗せたタクシーの運転手が

『さっきあのへんで事故があったらしいですよ。』

と言うので2人は

『その現場に・・』

と小さく言った。

それに運転手も何かを感じたらしくはい。と言ってそれ以上話さなかった。