姫『んなわけないじゃん!!ナンパだよ。』

姫も機嫌悪そうに言った。

そして竜次は男らを睨んだ。

男らはほんとに男来るのかよ・・

みたいな顔をしていたが、気まずくなったらしく場所を変えるためシートを持って違うところに移動した。

それを見て美紗子と姫は安心した。

毅『美紗子ちゃんは大丈夫だった?』

そう心配する毅に美紗子は笑顔で大丈夫と答えた。

そして乾杯をして花見を始めた。

夜になるにつれて人は多くなり、騒がしくなり始めた。

大声で叫んでいる人たちや、ゲームをする声。

色々聞こえた。

そんな中、5人はいつものようにワイワイ会話して飲み続けた。

5人とも酒が強く、すごい量の空き缶が出始めた。

そこでは仕事の話をしてみんな、美紗子にそろそろ仕事しろと言い続けた。

美紗子は仕事を探してはいるのだが、なかなか決まらない状態だった。

そして寒くなり、りんごも待っているだろうということで9時くらいには毅の家へ引き上げることになった。