次の日の夕方、毅はりんごの散歩として美紗子の家に向かった。
美紗子の家からするとベランダのほうの細い道を歩いていたら機械の壊れた後があった。
車につぶされたかのようなものだ。
いつもならそんなもの素通りするりんごが必死で匂おうとするから毅もそっちに行った。
それを見て毅は気付いた。
”これ・・美紗子ちゃんの携帯と同じストラップ…”
美紗子はサンダルのスワロフスキーが綺麗についたストラップをつけていたがその機械の壊れた中にそれがあった。
そしてよく見ると機械の壊れたものは携帯で美紗子と同じ機種、色だった。
それを拾い集め、毅は家に戻り姫に知らせた。
【美紗子は携帯を窓から捨てた後、どっかに行っているということを。】
それから月日は過ぎ、年末。
12月30日は美紗子の誕生日。
毅や姫、竜次やもっくんも美紗子の家に集まった。
家賃は美紗子は少々貯金があったのでそれから引き落としがされていたので家はずっと継続して借りていた。
帰ってくる気配がまだない美紗子の貯金で家賃が足りないといけないからと姫はバッグの中にあったカードの口座番号を見てコッソリ振り込んだりしていた。
だが、それは毅も竜次ももっくんも黙ってコッソリやっていた。
たまにみんなで美紗子の帰りを家で待ったがいつも玄関が開くことはなかった。
翔は美紗子の実家に謝りに行ったが翔にも美紗子の親は【わかりました】の一言だった。
翔は、何かあったらすぐ連絡をすると言っていた。
だが、全員翔を許すことが出来ず、連絡が翔のほうにありませんようにと願っていた。
百合はあれ以来連絡すらしてこなかった。
全然気にならないのだろう。
そこが姫はむかついていて、家を教えろと最初はひつこく毅に言っていたが毅は頑として教えなかった。
月日が過ぎ、妊娠しているかもしれないという美紗子がみんなすごく心配だった。
1人で産む気なのだろうか、など色々とその日話が出た。
そして主役のいない誕生会が始まり、主役に食べてもらえない小さなケーキを4人で食べた。
その誕生会のときにも待っても待っても玄関が開くことがなかった。
誰かに祝われているかな、とみんな心配だった。
美紗子の家からするとベランダのほうの細い道を歩いていたら機械の壊れた後があった。
車につぶされたかのようなものだ。
いつもならそんなもの素通りするりんごが必死で匂おうとするから毅もそっちに行った。
それを見て毅は気付いた。
”これ・・美紗子ちゃんの携帯と同じストラップ…”
美紗子はサンダルのスワロフスキーが綺麗についたストラップをつけていたがその機械の壊れた中にそれがあった。
そしてよく見ると機械の壊れたものは携帯で美紗子と同じ機種、色だった。
それを拾い集め、毅は家に戻り姫に知らせた。
【美紗子は携帯を窓から捨てた後、どっかに行っているということを。】
それから月日は過ぎ、年末。
12月30日は美紗子の誕生日。
毅や姫、竜次やもっくんも美紗子の家に集まった。
家賃は美紗子は少々貯金があったのでそれから引き落としがされていたので家はずっと継続して借りていた。
帰ってくる気配がまだない美紗子の貯金で家賃が足りないといけないからと姫はバッグの中にあったカードの口座番号を見てコッソリ振り込んだりしていた。
だが、それは毅も竜次ももっくんも黙ってコッソリやっていた。
たまにみんなで美紗子の帰りを家で待ったがいつも玄関が開くことはなかった。
翔は美紗子の実家に謝りに行ったが翔にも美紗子の親は【わかりました】の一言だった。
翔は、何かあったらすぐ連絡をすると言っていた。
だが、全員翔を許すことが出来ず、連絡が翔のほうにありませんようにと願っていた。
百合はあれ以来連絡すらしてこなかった。
全然気にならないのだろう。
そこが姫はむかついていて、家を教えろと最初はひつこく毅に言っていたが毅は頑として教えなかった。
月日が過ぎ、妊娠しているかもしれないという美紗子がみんなすごく心配だった。
1人で産む気なのだろうか、など色々とその日話が出た。
そして主役のいない誕生会が始まり、主役に食べてもらえない小さなケーキを4人で食べた。
その誕生会のときにも待っても待っても玄関が開くことがなかった。
誰かに祝われているかな、とみんな心配だった。