携帯?

「あるけど??」

「マジ!?じゃあメールしよっ!」

「うん。良いケド?」

「じゃあ、はい!」

私は、ゆうちゃんから小さな紙切れを渡された。

「何?これ…」

「メアドが書いてあるよ!」

「あ…。ありがとう」

「帰ったらメール頂戴♪」

「うん。あっ、私ん家ここ…」

「そっ、じゃあね!」

ゆうちゃんは、帰って来た方に向かって帰って行く。

「えっ!?ゆうちゃんの家は!??」

「俺?★南町だよ♪」

★南町!?

こっちは、★北町。

正反対何ですけど!!

「ありがとう!!気をつけて帰ってね!!」



ゆうちゃん。

ゆうちゃんは、いつだって優しかったよね?

私、そんなゆうちゃんに何回も救われたんだよ?

ゆうちゃん。