私…今何て!?

「アハハ!!良いよ!それでも!!ゆうちゃんとか…マジうける!!」

大笑いのゆうちゃん。

「馬鹿。」

ゆうちゃんは、私の頭に手をのせ、微笑みながら、

「雛乃。部活、頑張れよ!」

「あっ…うん。ゆうちゃんもね!!」

私は、急いで部活に向かった。

部活に行くと、もうさっきの事が噂になってる。

苺が私に話かけて来た。

「八谷君と上手くいってるんだって?」

「別に…」

そんな微妙な空気の中に、私達バドミントン部の顧問が来た。

「は〜い!基礎打ちから練習始めるよ!!」

『はい!!』

顧問は、どっちかっていうと厳しい。

しかも、何かとムカツク態度だったから、嫌いだった。

部活を終え、帰る時に、昇降口に彼がいた。

「ゆうちゃん…」

サッカー部の練習は、とっくに終わってるはず…