「祐樹〜!カッコイイ!!」

サッカー部の八谷君。

二年生レギュラーらしい。

いつも校庭は、女の子だからけ。

私は、関係ないと思いながら校庭を去り、部活に向かおうとした…その時!

「春日〜!!!」

はっ!?

八谷君が手を振ってる。

「何?」

私は、迷惑そうに返事をする。

「サッカー部の練習見ないの??」

「興味ない。」

私は、即答して八谷君から離れようとした。

「待って!!」

私は、八谷君に腕を掴まれた。

「あの…放してください。八谷君…」

「雛乃。」

なっ!?

私は、突然八谷君に名前で呼ばれて顔を赤くした。

「名前で呼ぶから、雛乃も名前で呼んで??」

「うん…」

「じゃあ、言ってみ」

私は、さっきよりもさらに顔を赤くした。

「ゆ…ゆうちゃん…」

はっ?