大翔は、私の肩に手を置く。

「俺は、どっちを選んでも怒らないよ??」

何で?

「何でそんなに大翔は、優しいの??」

「雛乃が好きだからだよ」

えっ?


好き??


「雛乃が好きだから、大切だから、守りたい…だから雛乃は、好きな道を選べば良い。」

大翔。

「ごめん。しばらく考えさせて…」


「うんっ、俺は雛乃を待つよ!ずっと!」


大翔。

ありがとう。


ごめんね…