−−30分後

ピンポン

お母さん達は、今日は仕事で居ないため私は、すぐに確認をしてからドアを開けた。

「ひ…大翔。」

「雛乃、どうした??言ってみ」

「…彼氏が、終わったはずの彼氏から手紙が来たの…」

「……」

静かに話を聞く、大翔。

「その内容が…」

「手紙、見せて?」

大翔が泣く私に優しく言ってくれた。

「…これ。」

私は、手紙を見せた。

「アメリカに居るんだ…」

私は、頷いた。

「雛乃、この人は夏休みに帰って来るの?」

「多分。」

「雛乃は、俺と一緒が良い?彼氏と一緒が良い?」

無理だよ。

「今の私は、どっちを選んで良いか解らない!」