「もう、卒業かぁ~。 早いね…」 「うん。明日かぁ…」 苺と私の家の前で会話中。 「なぁんか、あっという間だったよね? 中学校生活。」 「うん。」 苺は、さっきから(うん。)しか言わない。 「苺?どうした??」 「卒業したくない。」 苺は、泣き出した。 「ちょっ、苺!?」 「あんな良いクラスもうないよ!!!」 私もそう思う。 でも、 仕方がないことだよ。 「私だって、卒業したくないよ??」