そんなことを言ってきた次の日。



「レンくん。楽譜書いてきた。」


びっくりだ。

“有言実行”
そんな言葉が頭に浮かぶくらいコイツはすごいと思った。



キーも新曲通りだし、baseのこともしっかり理解している。



まだ、この頃は好きじゃなかったな。


■ ■ ■


ある日。


「レン??のーちゃん知らない??」

ノアを探しているヒカ。



今にも泣きそうな顔をしていた。



「どうしよう・・・ヒカ、のーちゃんに嫌われちゃった。」