「何をするのっ!?」



別の男がティナの腕をしっかり押さえると、短髪男がドレスの袖を捲りあげる。



ティナの華奢な白い腕が露わになる。



「可愛らしい」



ティナの腕の内側に短髪男の唇が触れる。



「っ!離してっ!」



気持ち悪さしか感じない。



レオン様っ!



「これを打てば進んで自らが身を私に預けますよ」



注射器の針を上に向けて少し液体を出すと、針をティナの腕に刺した。



「いやーーーーーーーっ!」



喉の奥が切れそうなほど、ティナは叫んだ。