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レオンから少女を受け取ったアメリアは浴室に入って行く。



そのあとからティナも付いてくる。



「ティナ様 レオン様がお呼びですよ?」



アメリアが少女のケープを脱がす様をティナは傍に居て見ていた。



「手伝いたいの」



アメリアは傍に居ない主(あるじ)の嫉妬を感じた。



「ティナ様……」



「アメリア、早く温めてあげて」



ケープを外すと、美しいレースがふんだんに使われたドレス姿だった。



「貴族の娘のようですね」



「そうみたい、ご両親が心配しているでしょうに……」



ティナは困ったように眉根を寄せると、部屋から出た。