胸の鼓動はかなりのはやさでドキドキしている


「空也待って まさか下も…? ちょっと待って部屋でるから」


私は慌てて隣のリビングにでて
ソファーに座った

別に裸を見たからってどうってことないけど
何でだろ
今の私には
こんな今をときめく若い男の子は刺激が強すぎる

きっとファンの子に知られたらナイフで刺されるんじゃないかと…
思ってしまいフッと笑ってしまった


「おはよー」

振り向くとTシャツにジーンズ姿のの空也が 立っていた

「おはよー」
まだ自分でも顔が赤いのがわかる

「何焦ってんの 
まだ顔赤いね
下はちゃんとはいてたよ小夜子さんて面白れぇ」と笑った


何故か上から物を言われてる気がして

「赤くなんかありません 時間ないから行きますよ」

つっけんどに言ってしまった


「子どもみたいじゃん
そういうとこ可愛いけどね」

とまた空也は笑う

時々 意地悪するように言う 空也

その口調と笑顔何故か憎めない
私もフッと一緒に笑った