★沙夜side





「メイは、、勝手だょ、、」

「ぇ?」

「メイはそぅ言うけどっ、、

肝心なこと、ぁたしに何も言ってくれないじゃん!!

ぁたしの話、なんにも聞かずに、、、

勝手に悲劇のヒロインゃんなぃでょっ、、!!」


「沙夜、、」


ごめん、、ごめん、メイ。

こんなこと言うつもりじゃなかったんだ。

だけど

司のこと

優くんのこと

メイの抱えてるモノ


ここ最近の不安を、一気に見透かされた気がして


辛かったんだ。



―「メイ、、ごめん。」

「、、何が、、?」



「ぁたし、言い過ぎたね。

優くんと関わることがメイに不安を与えるなら、、

ぁたし、二度と優くんには関わらないょ。」


「、、沙夜。」


「けど、、これだけは信じて。

っていうか、ぁたしが信じたいの。

ぁたしと優くんには、、

やましいことは何にもなぃょ」



メイの不安をこれ以上募らせたくない。

だから、キッパリ言った。


確証なんてなぃ。

でもそう信じたい。


メイが好きになった優くんだから。


「ごめんっ、、ごめんね、沙夜」


「ぅぅん、、ぁたしも、ごめん。」



「沙夜、、話しても、ぃ、、?」


「メイが話せるなら、、

聞くよ。」



メイの苦しい気持ち。


無理に聞いちゃダメ

辛いことは言わなくてもィイ。



わかってても


知りタイ

聞きタイ



そう思ってしまうぁたしは、、




“悪いコ?”