★沙夜side
冷たく体を打つ雨が急に止んで、代わりに大きな温かさが体をつつんだ。
―振り向かなくても分かるよ、、
ぃつもぁたしに温かい気持ちをくれるのは、
ほかならぬ司。
「バカ、こんなとこにいたら風邪ひくぞ。、、とぃぅょり、もぅひいてるみたぃだな」
「ぇ?」
おでこに手をあててみる。
、、熱い。
「部屋帰るぞ、沙夜。」
そう言って、
司はにっこり笑ってくれた。
その笑顔が愛しくて。
もぅ、笑ってくれなぃかと思ったょ、、
ぁたしの涙は止まらない。
けど
今流した涙は
冷たくなくて
温かかった。
―「沙夜、大丈夫?」
ベッドに寝てるぁたしの傍らで、仔犬みたぃな顔した司が座っている。
究極の癒しアイテム、、、
「沙夜、お腹すかなぃ?」
「ぁー、、すぃたかも」
もぅすぐ夕飯の時間だし、、
けどこれじゃぁ作れないなぁ、、
そぅ思った矢先、
―「俺が作る!」
衝撃的な発言をした司。
ぃやぃや、待てよ。
「司、、料理できないんじゃ、、」
「できなくても作れるよ!お粥くらぃっ♪」
「、、、」
どぅすることも出来ないぁたしは、とりぁぇず司を信じるしかなかった。