「、、沙夜、。ごめん、ね?」

謝るメイに、すぐに悟った。


私にできることなんてないんだ。

メイは、今、1人で壁を乗り越えようとしてる。

私が首を突っ込むところじゃない。


ぃや、1つだけメイのためにできることがぁった。

それは、、隣りにぃること。


「メイ、泣いていいよ。」

「、、沙夜」

メイは私の胸で泣いた。

声を上げずに、静かに泣いた。


、、ぁれ?

昨日、メイと喋った時、、、

部屋に入ってきたのはメイだったよね、?

なのに、メイは私の話を聞いて戻ってしまった、、。

何か、悩みがぁるの?

その上に、壁に突き当たってしまったの?


辛い、、辛いょね。

ごめんね、メイ。

私は、メイの力に、なれないみたいです、。



「ぁはっ、ごめんね。学校、間に合わないね…って、もうお昼じゃん!」

そう言って顔を上げたメイ。

涙の溜まった、それでも、笑顔で。

空元気も元気のうち。

私は、メイが本当の笑顔を見せてくれることだけを祈りながら、料理し始めた。