もちろん、メイに怒ったからじゃない。
ポピュラーの意味を分かってないメイは、あたしの大事な親友。
大事な、大事な、、、
「司、、」
信じられない言葉。
信じたくない言葉。
でも、司が言ったのは、それ以外のなんでもなかった。
「大キライって、言われたの、、」
「…司くんに?嘘でしょ?きっと冗談だよっ」
私は首を振った。
嘘ならいい。
冗談ならいい。
夢ならいい。
全部。
「司は、そんな冗談言わない、、」
分かってるんだ。自分が一番。
司は震えていた。
泣いていたかもしれない。
深く、傷ついて。
「なんで、、そんなこと、、」
メイまで青ざめてしまった。
司。
ごめんね。
司はきっと
私が傷つけた。
一番、愛しい人を
「自分で、傷つけた、、」