“待っててほしかった” そう言って 怒られるとばかり思ってた。 でも逆に司くんは すごく心配してくれた。 「ほんと、ごめんな? 俺がすぐに用件を済ませて 美和の所に戻ってれば よかった……」 「……司くん」 「そしたら体調悪い美和を 1人で帰らせなかったのに」 そして 「ほんと、ごめん!!!」 司くんは また謝って あたしを抱き締めてくれた。