「許してくれる?」


またしても美和は
半泣き+上目遣いで
俺に尋ねてきた。



……くそ。

めっちゃ可愛いし!



「許さないって言ったら?」



そんな可愛い美和を見て
俺は無性に
苛めたくなった。


すると美和は
ギュッと俺を抱き締めた。



「み、美和///」



自分から苛めといて
不覚にも美和の行動に
ドキドキしてる俺。




「…許してよぉ」



誰もいない階段で
抱き合う俺と美和……。


いつ誰が来るのか
そして、
この光景を見られるのが
すげー恥ずかしいのに

まだ離れたくなくて


俺も抱き締め返した。