しばらく
沈黙が続いた……。



答えられなかった。



すると鈴木くんは
追い討ちをかけるように




「答えなくても
キスしちゃうから」



意地悪に
そう言って笑った。




う~~~~!!!

どうすれば良いの?



最終手段は
呼び捨てだけど……



抵抗あるしー。





また
あたしが黙っていると
腰に回った鈴木くんの手の力が
強まり
あたしと鈴木くんの距離は
さっきより近くなった。




鈴木くんの息が
あたしの耳に
当たるくらいに……





もう

呼ぶしかない!!!