たくさんの疑問が
頭を過るのに
あたしは
笑っている司くんに何1つ
聞けなかった。



「ねぇ…司くん」



「ん?なんだよ?」



「キス…して……」



同情じゃないって

証明して?

あたしを好きだって

教えてよ……



あたしは
司くんのキスで
安心できるような気がしたから
司くんに
キスを求めた。



いきなりの事で
司くんは
すごく戸惑っている……。



ねぇ…………


司くん、あたしに

キスをください……