「えっ...?」

知らない人に急に名前呼ばれて、
驚いていたあたしに、
瀬南ちゃんはこう言った。

「本当に、覚えてないの?
あたしは...男だよ? 

小学校の時、隣に住んでた...
覚えてないの?」

あたしは、小学校の思い出を、一生懸命思い出そうとした。

そして、数秒後...



...あたしは、現実を信じられないほど、
頭が真っ白になった。