チリン。チリーン。




「ハッ。」




私は思わず振り返った。




只今、学校からの帰り道。




今日から、二学期が始まって、




朝に光といろいろあったから、




すごく落ち込んでいた。




そしてそして、今通ったハズのところに、




菅笠をかぶった女の人が立っている。




着物を着て、手にはザル?のようなものを持っている。




きっと、お金を集めてるんだよね?



とりあえず、10円っと。




その人のところに近づいていくと、ザルの内側に貼り紙がしてあって、



¨入れた分だけ・・・・・幸せに・・・・・¨




と書いてあった。




・・・。じゃぁ、100円?




サイフから、100円を取り出した。




そして入れると、




「おおきに。」




その人は、ニッっと笑って、




私は少し怖かった。




「あっ、あの・・・。幸せって・・・?」




何ですか?っと言おうとしたら、



ピピピピピーーー♪