後8分で授業が始まるし・・・。




戻ろうかな?




そして、戻ろうとしたら




ガラーーー



戸が開いた?




「おぉどうした?」




私は、ビックリしすぎて声が出なく・・・




「いや。とくに・・・」



「そか。俺、トイレ行ってくるつもり。」




ほんの少しだけど、話していると、緊張がほぐれて、




山本くんのことをまじまじと見ていると、




髪は下ろされて、メガネをかけている。




「あの、なんかごめんなさいね。」