お腹もいっぱいになった
所で本題に入ろうと思う。

緊張してきた。

「吾津騎、ちょっと話ある
 んだけどいい?」
「あぁ。別れ話以外なら
 聞いてやる。」
といつもの俺様な返事が
返ってきた。

「あ・・あのね、
 私と寄り戻したのって
 陽那のため?」
自分で聞いといて泣けてくる。

すると、吾津騎がフッと
笑った。

それを見て確信した。
陽那のためなんだと。