「初めからやり直さねぇか?」
「うん。
 私もやり直したい。」
そういうと吾津騎はフッっと
優しく笑った。
「吾津騎、大好き。」
「俺は愛してるけど。」
と意地悪く笑った。

又キスしようとした時に
タイミング良くドアの叩く音が
聞こえた。
コンコン
「そろそろ入ってもい?」
と悠君の声が聞こえた。
吾津騎はチッと舌打ちをして
しぶしぶ開けた。

「お邪魔だったみたいだね。
 姫ちゃんごめんね。」
「なっな///悠君のばか//」
「ハハ真赤だよ?」
「姫榎苛めていいのは俺だけだ。
 どさくさにまぎれて何してんだよ。」
「ごめんごめん。」
「吾津騎も何言ってるの//」