「そんな顔しないで。

 いつも・・みた・いに
 いじわ・・・るな・
 かお・してよ。」
そんな姫榎を見て胸が
締め付けられた。

「もうしゃべんな。
 直ぐに、救急車くるから。」
「うん。」

そう返事をして、気を失った。