「き、気安くさわんなよ」

「なんだよ!送ってやったのに」


「べ、別に頼んでねぇ」


「あっそうかよ!じゃあな」


「…小島!!」


「あんだよ!!」


「ありがと」


「ば、ば〜か!素直だと
調子くるうんだよ!」


そう言って小島は自転車をこいで行った。


なんかあたし変だ…


きっと全部、


熱のせいに決まってる…


そう言い聞かせて


あたしはとりあえず

寝ることにした。