私は、ほっとして、微笑んだ。

「じゃあ、そろそろ教室行こうか。」

春菜が寒そうにしながら言った。

「そーだね。寒いし。」

私達は新しいクラスに向かって歩きだした。私達のクラスは一番奥の5組。