「なに?!真由の彼氏~?!」

お、おねいちゃんがにやにやしてるよ…。
ここは、知らないふりに限る!!

「と、友達!!」

翔吾くんがニヤッとする。

「俺、見たよ。真由そいつに抱きしめられてたよね?拒否ってなかったよね?!本当に友達なん~??」

見ちゃったの~~~~??
最悪ーーーーー。

「2人には関係ないでしょ!!じゃあね!!」

私が選択したもの。
逃げる!!

廊下を歩いていると声がする、、、。

「…それで、、、。」

翔吾くん知ってることを全部話すに違いない。
バックしておねーちゃんの部屋の
ドアを開ける。

「しゃべらないで!!」

「じゃあ、真由が教えてくれるのよね??」