そんな風に思っていたら突然話しかけられた。

「ねぇ、明日暇??」

「え?あ、うん。」

びっくりしたぁ。

「遊園地の無料券貰ったんだけど一緒に行かない??」

「行く!!」

即答しちゃった。
これって、デートのお誘いだよね??
どうしよう、なに来ていこう。

明日がたのしみでしょうがない自分がいた。

「真由。」

「な…」

その瞬間私は優くんに抱きしめられた。
だから「に」が言えなかったり…。

ほら、また心臓がドキドキしてる。
離れたら

「またね」

と、言って帰って行った。
私は優くんが見えなくなるまでずっと見ていた…。