日にちは経って1週間。
ちょっぴり雲がかかって暗い。
そんなある日のこと。

「ちぐ!!きたっ!!」

そんなこと言って女子の先輩4~5人が
あたしのほうへやってきた。

「あんた、優の何者??」

「え??」

だれ、この人、、、。
優くんと同じ学年の人?

「あんたさー優と付き合ってたりする??もし、そうだったら別れなさいよ。優はちぐと付きあうんだから。」

ちぐってちぐるさんのこと??
ちぐるさんだと思われる子は
黒髪ロングストレートで女の子らしい。

なんか可愛く思える。
でも、発言していることは嫌な言葉。

私はただ黙ってそこにいた。

「なんとか言いなさいよ!!」

そうやって鞄を振り回してきた。
い、痛い…。

…あれ?痛くない?