「えっ…なんか言った?」

『ううん、何でもないわ』

「あれ何だろう…視界が揺らぐ」

そう言ってあきらは
フッと目が覚めた。
部屋を見渡すと机の
上にオルゴール・ド
ールが置いてあった

「さっきまで僕はあの中に居た?そんなの有り得ない。きっと夢だ」

そう自分に言い聞か
せ仕事場に向かった