『だから、満希が付けて?でもよく考えてね…。一度だけだから』

「分かった。それより君はこんな所に一人で寂しくなかったのかい?」

『そんなことないわ』

彼女はそう言うと指
をパチン!とならし
色々な景色に変えて
みせた。

『綺麗でしょ?ここでは私が中心なのよ。だから何でもできるの!』

「凄いね!!」

『………ただ一つを除いて』

ボソッと言ったため
あきらには聞こえなかった。