「にゃぁ??」



どこかに猫でもいるのだろうか?



そう言えば、こっちに来てから猫に一度も会っていないな・・・・。



そう考えたら無性に猫に会いたくなってきた。



私は、、声のする方へ歩いていった。



「ニャァ、ニャァ。」



すぐそこの角から聞こえる!!



歩みを速めてその角を曲がった。



「っ!?さ、斎藤さん!?」



「い、板倉。」



そこにいたのは、沢山の猫と、沢山の猫に囲まれた斎藤さんだった。



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「・・・・・と、言うわけだ。」


「そーなんですか。羨ましいやら、大変やら・・・。わかりませんね(笑)」



「笑い事ではない。真剣に悩んで居るのだ。」