「隊士の証・・・。」
なんとなく、その言葉で嬉しくなった。
なんか、認められたって感じがする。
「用はそれだけだ。行け。」
「失礼します♪」
(スパァーン)
私はまた、盛大に襖を開けて出ていった。
後ろから土方さんの怒鳴り声が聞こえているのもシカトして。
「板倉ぁぁぁぁぁっ!!ちゃんと閉めてけぇー!!」
るんるん気分で廊下を歩いていた。
巡察の集合には、少し早いけど、早く新しい隊服に袖を通したくて、廊下を歩きながら袖にてを通した。
「一回きてみたかったんだよね♪似合ってるかなぁ??」
「ニャァ。」