「そして、もう斎藤から聞いたと思うが、今日から、巡察に出てもらう。」 はいはい。 聞きました。さっきも、準備をしようと思ってたんです!! 「それが、おまえの隊服だ。」 これが?私の? 凛は、隊服にてを伸ばして隊服を持ち上げた。 鼻を擦り付けて匂うとまだ、仕立てたばかりの新しい臭いがした。 「今後、隊務中はこれを着ること。じゃなきゃ間違って斬られちまうかもしれねぇ。安全のためと、隊士の証だ。」