「俺の他に誰か来たのか。」



え゛っ?



「土方さんのことですよ。自覚無しですか。」



「おぃ。なんか、聞き捨てならねぇ言葉が聞こえたんだか??」



額に青筋をたてている土方さんを面白そうに見ながら凛は、



「困りますよねーこーゆーナルシスト。ちょっとは自覚してほしいですねー。」



「なるしすと??意味のわからん言葉を使うなー!!なんだ!?自覚って!?」



土方さんには、ナルシストの意味が伝わってなかった。



(全く。今時のおっさんは自覚と言う意味も知らないのか。)



いや、違うと思うが・・・・。