自分の手で斬り倒した人を見て・・・・



斬り倒した人の鮮血を浴びて・・・・・・



己の手が血と怨みと罪で汚れていく。



血を求めた剣は、重く苦しい物になってしまうんじゃないか。



「これで・・・・・って、おい。聞いてんのか?」



「へっ?あ・・・・・はい。」



「で、どっちがいいんだ?」



私に訪ねてくる土方さんのまえには、五・六着並んでいた。



持ってこられたときは、十着ほどあった気がする。



土方さんが選んでくれたんだ。



どれも趣味は良くて、見た目の色合いからして爽やかな感じの色を選んでくれているみたいだ。