近「・・・い、一本!!勝者・・・板倉!!」



土「・・・負けた・・・?この俺が女にか!?」



凛「女がなにか??手加減してるからそうなるんですよ。」



私は、竹刀を壁に立て掛けて、井戸に顔を洗いに行った。



土方さんは、私が弱いと思って気を抜いていた。


逆にそれを利用。



人は、心にすきができると手を抜く。



徒競走の時のゴール寸前でスピードを落とす。



これと、同じことだよ。


まぁ、それだけあたしを見くびっていたってことだろう。



勝ったんだけど・・・



なんか、スッキリしない。