夢をみた。



それは、私の実の母親。




「凛・・・・ごめんね。」





静かに泣きながら小さな私を抱きしめる。





あぁ。またこの夢か。





私が実の母親に怨みを持った日の夢。






この日あの人は、私を売った。






まだ小さくて何も理解できなかった私を売った。






大好きだった母の温もり、今では大嫌いだ。