楽しみにしてただけあって、40分はあっという間だった。

駐車場の空いてるスペースに車を停め、事務所へと向かう。



「いらっしゃい!えーっと…基槻君!」



信子さんは笑顔で出迎えてくれた。

けど、「来たからには働いて!」と、遊が着てるユニフォームを渡された。



「え?;;」



「ちょっと頼みもあるし、若い男の力が必要なのよ!(笑)」



信子さんは「早く!」と、俺を急かす。

俺は黒の長袖Tシャツの上からユニフォームを来た。



「うん!さすがイケメンね。何でも似合う」



…何でこうなった…。