「…おはようございます。ふぁー…っ」



翌日、私は欠伸をしながら出勤。

エロな基槻のせいで寝不足となり、お父さんに送って貰った。



「遊ちゃん…やたら眠そうね?」



事務所には信子さんしか居ない。

いつもより、10分は早いからだろう。

私は「昨日、0時過ぎに寝たからね;;」と、苦笑しながら靴を履き替え、2階へと行く。

荷物を整理し、出勤のスキャンをし、自販機で買ったコーヒーを飲んで目を覚ます。



「おはようございまーす」



「おはようございます」



友里ちゃんや茉莉さんが出勤して来た。

私は挨拶をしながら、フロアを見渡し、異常がないかだけを確認し、また1階へ。