ベッドに背を付け、点いてないテレビを見つめる。



「志望動機が、家に近いからって書いてあったの。髪の毛も写真では白銀。やる気がない人じゃないかなって…」



遊は介護の仕事が好きだから、軽い理由は嫌いだよな。

でも俺は、感心がなければ、面接にそうそう行かないと思う。



「これからやる気になる場合もあるんだし、そんな悩むなよ」



「うん…ふっ……!;;」



返事をした遊に、俺はキスをした。

体力はまだあるみたいだし、俺は明日、休みだし、ヤりましょうよ。

…てか、ヤるし!!



―基槻 SIDE END―