「柚華、桜野学園へいきなさい」








という爆弾を。






しかも、その学校は、メイド科か、お坊ちゃまが通うとこか。




強制的に私はメイドだろうな。






ついでに私の名前は、一条 柚華。Ichijyou Yuzuka







「行くのは明日だ。制服もベッドの上においてある。


 もって行くものは、机の上にある紙をみなさい。」






「はい。わかりました。おじい様」




「明日、遅れないように。


 人に自分は一条の人間だといわないように。


 お嬢様だとすぐにばれてはつまらないからな」







やはり、私は祖父の手のひらで遊ばされている。