セツを抱いて、玄関まで歩いていった。




一樹と翔以外に誰かいる・・・・




私はさっと死角に入った。




「一樹、友達か?」


「うん、そうだよっ。久しぶりに会ったから、お茶でもしていかないかって思って」


「よろしくお願いします」





どくんっ・・・。







あの声・・・。








まさか・・・・。









「そういえば、柚ちゃんはー?」


「こねぇな・・」



「柚・・・・?」