「ピーンポーン」




「あ、一樹帰ってきた。名前どうするんだ?」




「えっえっと・・・。性別どっちですか・・・」




「メス、だ」




「女の子かぁ・・・。んー・・・」






「はやく決めろ。玄関で一樹が待ってる」






「・・・一樹に決めてもらうしかない」











「はぁ!?」











「だって決められないもん!」